Calvina's Corner

『キングダム』。40巻で第一部終了。 KINGDOM

　いやはや。着実に読み進めて、40巻目突破。
　これで、第一部がやっと終わるのでした。

　これから秦国が新大王とともに中国全土を
　まとめてゆくことに。完結までには、
　この倍以上のボリュウムが必要になる
　かも・・・。


どうせ家にひきこもるのであれば、何かまとまった読書にも
もっともっとエネルギーを注ぎたい今日この頃ですが
そこはなんというか怠けの虫も頭をもたげるわけです。
重たいもの、難解なものには食指が動かないというか。

この微妙なバランスの中で、凡人にも強い興味を持たせ、
長期間意識を引っ張ってくれる作品に出会えることには
感謝しかありませんね。

※ 筆者追記：
2020年3月19日、57巻が発売される日です。
ワタクシは未だそこまで追いついておりません。
（むしろ、追いついたらその後「早くしてくれ！」
ってことになる（確実になる！）のが大変残念・・・）

木梨憲武さんの熱。 Noritake Kinashi

　画風とか力量とか評価とか、そういうことは
　まったく考えずに楽しく観たのは、先月。

　お忙しいのに、いったいいつどんなふうに
　制作をしておられるのだろう、そのエネルギーは
　どこから湧いているのだろう、とビックリ。


言い訳しながらなかなか成果も出せない自分、すぐにだらだら
過ごしてしまう自分の前に「こういう人が世の中にいるんだよ」
と示されているようでした。

巡回が続いていますが、順調に多くの人たちに笑顔を届け、
元気なエネルギーを分けられることを願っています。

オペラ座の写真展！ In Situ, Pierre-Elie de Pibrac Exhibition

　展覧会会場は、現在ほとんどのところが
　コロナの影響で閉じてしまっていますが、
　その中でこのパリ・オペラ座の施設やダンサーを
　その中に入り込んで多数撮影した若手写真家の
　展覧会は予定どおり公開されています。

　以前に私はあるメディアに、オペラ座の内部を
　余すところなく撮影した映画の解説の中で、
彼ら（つまり箱ではなく、人員の方を含めてのオペラ座）
を、フランスが誇る文化戦略の機器だと書きました。

その感想は、今でもまったく変わっておりません。
強力な機器です。新陳代謝も進んでいるというか、若手の育成も
滞りない、という状態でしょうか。
今冬はストライキなども話題に上っていましたし、コロナが
ヨーロッパに広がる中で心配なこともありますが、変わらず
最強の機器として、私たちがひれ伏すくらいスゴイものを
見せ続けてもらいたいと思っています。

内部を撮影させること、国外からもダンサーを取り込み、
昇格させる、ということが、最近はどこのカンパニーでも
当たり前になってきています。 新しい見せ方に出会うことも
また楽しみの一つです。

※ In Sitsu, Pierre-Elie de Pibrac Exhibition
　ピエール＝エリィ ド ピブラック展
     2020年3月11日（水）～4月5日（日）
　12:00-19:00
　シャネル・ネクサス・ホール（銀座3-5-3-4F）
　本展覧会は、本年4月から京都国際写真展のプログラムとして
　京都に巡回予定。こちらの写真展も無事に開催されますように。

完全版ピーナツ全集！ THE COMPLETE PEANUTS

　「つる書房」版も手放せない私と家族。
　今回のこの大きなハードカバー版は、
　刊行がスタートする時から気してきました
　が、全部揃えるとなると大変かな・・・と。
　まずは図書館から借りてチェックしています。

とにかく造りが立派なうえに、文章を寄せている人たちの
愛情あふれる態度まで見えるような構成にグッと気持ちが揺れます。

日本では、やはり「スヌーピー」という名前が前面に出てファンを
鷲づかみにしてきたのでしょうが、私にとっては「ピーナツ」で、
ここらあたりにちょっぴり違いがあるなあ、と思っています。

※ スヌーピー誕生70周年記念　『完全版 ピーナツ全集』　
　写真は15巻で、現在毎月2冊ずつ刊行中。
　河出書房新社　2019年10月初版　2,800円+税
　ISBN978-4-309-62915-5

『キングダム KINGDOM』。 KINGDOM by Y Hara

　ついに読み始めました。
　あちこちから「おもしろいよ」と噂を聞いていた
　骨太の作品です。 中国の春秋戦国時代を駆け抜け
　る人間たちの物語。　かの大陸の持つ底知れない
　パワーとスケールが詰まっておるようです。

（未だ序の口を読んだだけですけどね、必ずや読破しますぜ。）

※ 『キングダム』　原 泰久・作
　  ヤングジャンプ・コミックス　集英社
　  2006年5月初版　505円+税

大型本。『西村玲子の絵と手とことば』。R. Nishimura's large book

 圧巻。これまでの創作を、プライベート面からも
 仕事面からもすべてまとめて一冊に。
 病気をなさったことも理由なのかもしれませんが、
 総集編的なコンセプトで眺めていても飽きません。
 一昨年の都内の個展で拝見した作品もこの中に。

なんでもかんでもこの中で紹介されるものや描かれたものが
好きでしかたないわけではないのに、学生の頃から
ほとんどの西村さんの本を楽しみに読んで来ました。
その好きだったページもいくつも入っていました。
色インクより、やはり色鉛筆がこの人の必須の道具ですね。

たくさんの夢を見させてもらったのだなあと思います。
それに、この先もまた何か創ったり動いたりおしゃれしたり
する時の拠り所にもなりそうなヒント集でもあります。

※ 『西村玲子の絵と手とことば』
　誠文堂新光社　2019年10月初版　
    3,600円+税
　ISBN978-4-416-61967-4

「眠れる森の美女」と「スリーピングローズ」。The Sleeping Beauty and Sleeping Rose

久しぶりに「眠れる森の美女」全幕を生のオーケストラで
鑑賞する機会がやってきました。

本当に久しぶりだったので、何か敬意を表して身に着けて
出かけようといろいろ考えた結果、「スリーピングローズ」
という柄のブラウスに決めました。未だ薄物を着る季節でもないし
そんなにこてこてのドレスアップもそぐわない舞台・・・。
これくらいがちょうど良いかな、と引っ張り出して。

　今や飛ぶ鳥を落とす勢いの皆川明さんが
　以前に英国のリバティとのコラボで描いた柄。
　遠目からだとおとなしくくすんでいるように
　しか見えないくらい控えめ。今も人気です。
　私の意図に気づいた人はいなかったでしょ。

　※よそさまのサイトでは、この柄はこんな風に
　　解説されています。

ロシアの古典アニメーション映画！ Classic animation films of Russia

　チェブラーシカ他、いくつかの作品は
　以前に観たことがありましたが、
　友人が教えてくれたこの上映会では
　本邦初公開作品をいくつも取り上げる、
　ということで、楽しみに出かけました。



　
脚本家はじめ、映画製作者たちの苦労を面白おかしく見せる
『フィルム・フィルム・フィルム』（1968年）と
インドの昔話『黄金のカモシカ』（1954年）。

今回私が観たのはこの３本だけですが、 ため息の出る完成度の高さでした。
　 　　

『おむすびころりん』のミニワッペン！ The rolling rice balls and mice

　今年の干支に合わせて開発された商品では
　なくて、半年以上前に見つけて、「あー、
　ねずみ年に合わせて使えそうだな」と
　思っていたのでした。小ぶり（約2㎝角）が正解。
　シールとして（アイロン無しでも）使用可。

「12月に入って、購入されるお客さまが急に増えました」と
お店の人も笑っておられました。
皆、考えることは似ているのね・・・。
でもねぇ、それぞれどんなものに付けるのか知りたいです。

達郎・クリスマスソングのCD。 Tatsuro Yamashita

　2019年のクリスマス限定で発売された
達郎さんのCD。スタンダードの名曲
"Bella Notte"と"Smoke Gets In Your Eyes"の
ライブ版が入っていると知り、買わずには
いられなくなってしまいました。

好きな曲の未公開録音には、いつも激しく反応してしまいます。
自分へのクリスマスプレゼント。そんなことができている、
ということに感謝しなくては、ね。

達郎さん、「来年はオリンピックもあるし、充電にあてて
コンサートはやらない」とおっしゃっていたかと記憶していますが
2月末から11月にかけて、3人編成のライブを敢行する、と発表に。
これにはビックリ・・・！お元気で何より、何より、です。