べたつくような湿気に、これ以上ないくらいまったりと
キンモクセイの香りが混じっています。
いつもよりキョロキョロしながら、その中を歩きました。
どこにその大元の木があるのか、わからないままに。
吸ってもはいても、ずっと香りがついてまわって
「そういえば、鬼籍に入った人たちも、こんな具合に
姿は見えなくても自分の傍にいる、自分を包んでいる
イメージ」なのかな、と、ぼんやりと考えたのでした。
香りは記憶とも深く結びついていますもんね。
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