2年越しでお手伝いしているプロジェクトがらみでコペンハーゲンへ。
私と北欧との出会いは、92年のストックホルム・Danshegskolan(舞踊教育大学)
特別研究課程への留学でした。
2年間、小学生と保育園に通う女の子を持つ一般家庭に
小さな部屋を提供していただき、
台所はシェアして基本的には自炊をしながら、丸2年間、
街の中心部で、まるで夢見るような、静かな暮らしを満喫しました。
澄んだ大気と純粋ですれていない人柄。
とりたててきらびやかでないのに、センスやアイディアを上手に盛り込んだ暮らしぶり。
私の生き方が、この2年間で大きく転換した、と言っても過言ではありません。
90年代のはじめには、成田~ストックホルム直行便も存在していましたが、
もちろん北欧のトランジットの最大の基地は、コペンハーゲンでした。
私も、空港、鉄道の中央駅、ともに、何度も利用しています。
04年から、デンマークと交流や仕事をしたい、という方々のお手伝いを
するようになりました。
これにより、コペンハーゲンの街を歩くことも増えた、という次第です。
(ちなみに、スウェーデン語とデンマーク語は、親戚同士なので、
東北弁と薩摩弁のじいさん同士が、やり取りするような感じで、
互いにコミュニケーションがとれますし、書かれたテキストも非常に似ています。
また、英語が流暢にあやつれる人も大勢います。)
これから徐々に、楽しく新しいスポットなども、ご紹介していけたら、と考えています。
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写真は、ロイヤル・コペンハーゲンの本店内
裏の一角にポツネンと立っている彫像。
ひっそりしている感じが好きで、
店に寄るといつも「お参り」しています。。
4月22日(土) 成田⇒コペン直行便
直前の便予約で思うような座席が確保できず、同行者たちとバラバラの席。
(現在、日本からの直行便は、SASの便、1日1便のみ。)
通路側も不可。隣りは、咳をし続ける若い女性。完全に睡眠不足で到着。
夕方ホテルへチェックイン後に、「UMAMI」(旨味の意)という日本・アジアを
コンセプトにしたレストランへ。
ニューハウンの側に位置し、現在コペンっ子の中でもちょっとお洒落を気取る
人達に大人気。要予約。
和食というよりは、創作料理。フランスのデセールが得意な料理人も抱えている、
とのことで、 デザートは見た目も繊細、美味でした。
4月23日(日)
「1日乗り放題チケット」を使って、郊外のルイジアナ美術館と
(シェイクスピア翁がハムレットの舞台にした) クロンボー城へ。
美術館の中に、子どもを預かって、お絵描きや粘土細工や工作を指導する
教室があり、非常に充実しています。
エプロンをつけてもらって、一心に先生と創作する小さな人たちをたくさん観ました。
北欧やヨーロッパでは、揮発性ではない液体の絵の具を使って、
子どもに筆で絵を書かせることが 非常に多いようです。
普通の家庭でも、これを度々見かけました。
色鉛筆やクレパスよりも、手軽に感じているのでしょうか。
発色も深みがあり、例えば薄紫色など、日本では子どもにあまり縁の無い色も
頻繁に登場。
美術館からは、バスでクロンボー城のそばまで移動。
地下の迷路のようなのを進むと、守護神ホルガーの像を、
暗がりで観ることができますが、
人影も通路のランプも少ないので、ちょっと怖い!です。少なくとも私は。
肝も冷えたので、側のカフェレストランでカレースープの大盛りを。
4月24日(月)~27日(木) しっかりお仕事。
市内の素晴らしいレストランを2軒教えていただいたので、近々ブログ内に
詳しくご紹介する予定です。
26日に私が取材した、ウォーターフロントの「新オペラハウス」紹介が、
「STBスカンジナビア政府観光局 ニュースレター/
サステイナブル・スカンジナビア」(7月10日発行予定分)に掲載されます。
バックステージ、裏方さんやスタッフ達の使用する空間に手抜きが無いことに、
本当に感動しました。
こちらも、バックステージツアーに申し込めば、一般の方でも見学可能です。
☆今回のお買い物!(時間無しでも、これだけゲットしましたー。)
・デパートの地下食料品売場にて
1.苺とエルダーフラワーシロップのとびきり赤くて甘いジャム
2.ルバーブにヴァニラ風味をつけたジャム
(ちょっとくすんだ黄緑色。「すっぱあまい」慣れないおいしさ。)
3.クランベリーのフルーツシロップ
(これらは、大切な知人、デンマーク人シェフであるH氏の作品です!)
・デパートのお子様用品売り場にて
イタリア製の健康サンダル
(革に小花模様がプリントしてあり、甲だけではなく、足首にも紐付き!
靴はとっても好き。
海外へ出ると、必ずチェックします。靴や服は、子ども用サイズにも
私に合うものが多いので必見なの。)
・ホテル近くのスーパーにて
1.七面鳥のレバーパテ缶
2.エコ栽培・ブルーベリーのティーバッグ
3.エコのハーブソルト(歳をとった家族が愛用。)
4.ヒマラヤの塩(含んでいる鉱物の具合で淡いピンク色。)
5.ブルーベリーがブレンドしてあるシリアルの大袋
6.ドライトマト(大きな輪切りのドライ。スープや炒め物やパスタに活躍中。)
7.名も無いメーカーの紙ナプキン
(有名店のものでなくても、色使いや柄が素敵なもの多し。)
・空港免税店にて
フィンランドのお菓子メーカーが作っているミント・チョコ・キャンディー
(北欧土産の定番!赤と白のパッケージ)
以上、慌しい中でも、新しい出会いがたくさんあり、
しっかりうれしいお買い物もしてきました。
別の項にも、今回の旅の中からまたご紹介します。