時には、ピーピー泣く。
時には、ワガママいっぱいで親を困らせる。
でも、とっても子供らしくて可愛くて、
「あー。こんなこと、小さい人に、ありがちーっ」と、
思わず笑ってしまうような場面が、ぎっしり。
一方で、「こんなに美しい日本語をしゃべる小さい人なんて、いない」
「大人顔負けの深い人生観と勇気!」と脱帽しつつ、
可愛さのデフォルメの向こう側で、意図的に大人が演じられない役を
この子に負わせているのかしら、と、チラと考えさせられなくもないんです。
漫画本『ひなちゃんの日常』。
主人公のひなちゃんは、一人っ子で、
まだ幼稚園にも通っていません。
ほっぺもおしりも、ぷりぷりでチャーミング。
ごろりと転がって、時々眺めてみています。
産経新聞の日曜版読者には、かなり以前から人気だったようですが、
私は単行本にまとめられた後に、新聞評で知りました。
まだご存知ない方、ぜひ。
夏バテの方にも、心が夏風邪の方にも、
それから、プレゼントにもお薦めします。
『ひなちゃんの日常』
南 ひろこ 著
2005年3月31日 第一刷
産経新聞ニュースサービス
1,000円(税込)
※追記:2006年夏に、耐水紙で作った版が出ました!
半身浴や、病院へのお見舞いにも良いですね!!
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