地下商店街の片隅で、10歳くらいの少年が一人遊びしていました。
おそらく、お母さんの買い物が終わるのを待っているのでしょう。
小石を拾っては、レンガの壁に軽く投げつけ、
その一点を目ざしてダッシュ!・・・を繰り返しているのです。
「こりゃー、おもしろいなあ!」と思ってしまいました。
この子の頭の中では、自分で投げたものよりも、
自分のダッシュの方が早くて、
小石が空中から落ちてくる前に、自分がその場所へ到達し、
クリッと振り返ってカッコ良くキャッチする図が想像できているのです。
たぶんね。
少なくとも、「10回に1回くらいは成功するぞ」なーんて、思ってるはず。
おもしろ可愛いっ。
この小さい人の、お母さんやお父さんって、どんな人でしょう。
きっと、こんなことを発見して、一緒に面白がってくれるような、おもしろい人たちね。
このちいさい人のような子どもがこのまま、まっすぐ成長して、想像力と実行力を合わせもった大人になってくれたら、
今よりはいくらかマシな国になりますよね、日本も…。
心から願います。
投稿情報: nekochido | 2006/11/26 15:53
nekochidoさんへ!
本当に、そうですねぇ。
「美しく」なくてもいいから、
こんなおもしろい子が、のびのびできる国がいいなー。
ところで、私は「小さい人」「小さな人」っていう呼び方が気にいっていて、
「子ども」ってのは、あまり使いたくないなあ、と
ちょっと気にしているんです。
投稿情報: calvina | 2006/11/26 18:29