仕事の嵐が急に止まって、
ほとんど台風の目にすっぽりとはまっている状態。
正月の休暇って、こういう感じがするのは、私だけでしょうか。
極端に運動量が少なくなるこの時期、
反比例して、飲み食いする量はどんどん増えています。
うれしくて、おいしいから、まあいいや・・・ってことで、
ばくばくいただきます。
このところ、元日に必ずいただくものは、
おせちを別にすると、雑煮と、はなびら餅でしょうか。
生まれた土地、博多の雑煮には、あご(とびうお)でとっただしが欠かせません。
よその人からは「あごでだしをとる?なんて、贅沢な!!」と言われることも。
母の「博多風創作雑煮」に今年入っていたもの:
だし(あご、こんぶ、干ししいたけ)
具(ぶり、鶏、たけのこ、かつお菜、にんじん、たけのこ、手まり麩、しいたけ、
えび、紅白かまぼこ、もちは丸もちをやわらかく煮るだけ。もう、ごっちゃり。)
商人文化、町人文化、そして大陸文化の影響が入り混じった土地柄ですから、
味にも賑やかさが表れるのでしょう。
「てんこもり」は、私の好みではありませんが、
お正月だけは、ちょっぴり「こうでなくっちゃねー」という気持ちも。
子どもの頃は、「お子さま特別バージョン雑煮」:
澄んだ雑煮のスープに丸もちを一個だけ、それに、かき卵を散らして、
小ねぎの小口切りをのせたもの
これだけ食べたら、満足していましたっけ。
今でも、こちらも好きです。
はなびら餅は、伝統的にふるさとから発したお菓子ではありませんが、
この数年かなり浸透して、近所の和菓子屋さんでも作られています。
ゆでごぼう、白みそ餡で、まったり。上等のお茶でいただきます。
おめでとうございます! あごだし、まるもち なつかしい です。o(^-^)o
投稿情報: このみ | 2007/01/03 03:30
konomiさん!
新年おめでとうございます。
小さい頃に特に好きでもなかった味の中に
あごだしも含まれているわけですが、
年々口になじんでいる感じなんですよね。ふふ。
そちらは、どんなお雑煮なのでしょうか?
投稿情報: calvina | 2007/01/03 10:31
花びら餅…確かに最近は探すのに困らなくなりましたね。
元々は宮中のお正月の食べ物で、裏千家の初釜では必ず登場します。
今は茶道どころではありませんが、大昔に習っていたのが裏千家で、
毎年お正月の茶室で頂いていました。
で、習慣となって我が家でもお正月(三日)には必ず頂くのです。
今からです、菱花びら(昔はこう呼んでたの)…ふふふ。
投稿情報: nekochido | 2007/01/04 09:49
nekochidoさんへ!
ふむふむ。そうだったのですね。
お菓子一つでも、ルーツをたどると深いのね。
茶道やお着物には、ずーっと憧れがありますが、
まだ手が届きません。
海外へ出る時、颯爽とお着物姿で、というのが、夢。。
投稿情報: calvina | 2007/01/06 10:54