このフォーク(右側)は、ちょうど14年前に、
ストックホルム市内の古道具屋で
埃にまみれて眠っていたものを購入し、
日本へ連れ帰ったものです。
10年以上前に「銀製品はね、使っては洗い、使っては洗い、
そしてしっかり拭き上げる、を繰り返すほうが、
お手入れはかえって難しくないのよ」と、
大原照子さん(料理家)から直接アドバイスを受けて以来、
いつも気にいったものは出しっ放しにして使っていますが、
このフォークも長年その中の一つでした。
蓮の花を思わせる模様と、金属を打ち出した時の荒いタッチを残している表面が
派手さはありませんけれども魅力的だと思ってきました。
普段使いには、このくらいが私の身の丈に合っているのです。
つい先日、コペンハーゲンの古道具屋で、
このフォークとまったくお揃いの握りの部分(だけしか見えませんでした!)を発見。
束ねてあるスプーンの束の中に、たった一本だけ、それらしきものが。
ゆっくりとつまみ出してみると・・・やっぱりお揃いの・・・スプーンなのでした!
この写真は、初めてこの揃いのフォークとスプーンを並べて撮影したものです。
長い時をかけてトランプ遊びの「神経衰弱」をやっているような感じ。
古道具屋を、時間をかけてウロチョロ覗くことは、止められそうにありません。
こんなことって、あるんですねー。素敵な出会いです。
投稿情報: konomi | 2007/04/15 08:00
本当に、本当に!
なんだかこんな良いことがあると、ちょっと元気に。(^^)
投稿情報: calvina | 2007/04/15 14:50
えぇ~!!凄い!
そんなことがあるんですね~(^^)
偶然の巡りあわせなんてドラマチックですね~。
フォークも喜んでそうですね♪
投稿情報: ナッツピー | 2007/04/15 20:02