大地震で家にいられなくなるほどの被害を受けたことがありません。
でも、それはたまたま今のところ運が良いだけだと思っています。
以前に、大水害がヨーロッパに広がった際に、
現地のテレビで軍や救援スタッフたちが活動する様子を見ました。
大きな体育館のような所に避難した人たちは、
パイプをくみ上げたような簡易ベッド(確か2段だったと思います)に
それぞれ必要に応じてカーテンが引けるようになったものを
各人一つ、つまり「一室」もらって、そこで寝起きできていました。
日本から何度も何度も視察やリサーチと称して「研究」に赴いておられる割には
私たちの周囲で避難民が出た際には、いつまでたっても、
「体育館や公民館の床で雑魚寝」という域から進歩が無いなんて、
どういうわけなんでしょうか。
自分がその場で長期間寝起きをする身になれば、
「早くなんとかして欲しい」と切実に思うはずです。
少なくとも、高齢者、障害者、小さなお子さんのある方々などだけにでも
優先的に簡易ベッドと仕切りをあてがってあげられるくらいの予算を、
どこかからひねり出せないものでしょうか?
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