坂東玉三郎さん。
何度か舞台をじかに拝見しています。(芸についての話はまた別の機会に。)
チケットの入手に、とても苦労します。
特別の「友の会」「ファンクラブ」にも何も所属していないので、
真っ正直に、インターネットや電話で予約をしなくてはなりません。
人気が高いので、なかなかうまく予約に成功しないんですよね。
生の舞台でも、座席によっては見えにくい場合もありますから、
「前方の、それも劇場のド真ん中の席で、こころゆくまで鑑賞・観察したい」
という私の夢は、なかなか叶わないわけです。
松竹が始めた、という「シネマ歌舞伎」は、
その点とてもお手軽に間近の鑑賞が叶う機会です。
最新機材で撮られたクローズアップの画像を
ゆったりと劇場または映画館で鑑賞できる、というもの。
これからもっとプログラムが充実してゆくとうれしいのですが。
この方法ならば、地方や海外へも持ってゆけますし、初心者にもお手軽。
人ごみに出られない事情のある方々にも鑑賞のチャンスができます。
解説によれば、音も本物の劇場よりも聞き取りやすいそうです。
「おめかしして劇場へ行って、ながなが鑑賞とおやつとご飯も食べて過ごす」
というスタイルも良いですが、
「さらりと1本だけ素敵な作品を観て、後はすっぱり場所を変えてお食事・デート」
なーんてのも、今の時代にぴったり合うと思います。
この録画⇒上演方法は、他のジャンルの舞台芸術にも、
もっと応用できそうな気がしています。
私が最近鑑賞したのは、以下の作品でした。
『京鹿子娘二人道成寺』(「シネマ歌舞伎」としては新作)
『日高川入相花王』(おなじみ、清姫のお話)
『鷺娘』(『瀕死の白鳥』日本舞踊版!)
※「シネマ歌舞伎」の詳しい解説はこちら↓↓↓から
http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/
今朝、玉三郎さんの勇姿をテレビで観ました。ダイビング姿です。
歌舞伎役者が、深海をヒラヒラと潜って・・・すてきでした。
投稿情報: konomi | 2007/07/16 21:13
konomiさん!
それは、大変貴重な映像をご覧になりましたね。
「ダイビングが趣味で、休暇をまとめてとったらやってますよ」って、
テレビでしゃべっておられるのは、以前に観たことがあります。
でも・・・実際にそれをやってるなんて、
録画を観ないと信じられない感じです。
「まー、あの玉三郎さんが!!」って感じ。
投稿情報: calvina | 2007/07/17 01:00
NHKだったかなー? たまたまつけたテレビで観たんですよ。月曜日の午前中です。
投稿情報: konomi | 2007/07/17 08:07
貴重なものを見逃してしまいましたー。がっくりデス。
玉三郎さんの活動や映像を拝見すると、必ず何か
発見したり考えさせられたりするものがあって、私はそれが好き。
以前は、単純に踊りがすごいな、と思っていたのですが。
投稿情報: calvina | 2007/07/17 13:53