偶然に仕事がらみでとりあげた、たった1本の電話。
そこからおつきあいが始まり、ついにお会いすることに。(どきどき。)
今はね、電話やインターネット他を通じて
互いを見知ることのないままに、おつきあいや仕事が始まり、
その後にお会いする、という機会も増えたような気がします。
話術に長けているわけでもなく、ネットの達人でもない私は、
こういう場合、とても緊張・心配してしまうわけです。
「まー、あなたはどんな方なのかしら。お会いするのがとっても楽しみよ!
あのね、おしゃれしないでいらしてくださいね。
私は、破れた服を着ているような人なんです。
着飾ることに興味が無いの。
だから、あなたはいつも素敵にしておられると思いますけど、
どうぞ普段のままでいらしてね」
相手に気を使わせない頭の良さと心の温かさ。
そして「本当に良いものは飾り立てない。そういうものこそ信頼するに足る」
という、その方の信念のようなものを、電話口から感じました。
素晴らしいサロンで、その方と、そしてそのご主人とご一緒したお茶の時間は、
私の心の宝物と栄養になりました。
偶然に、時を同じくして、まったく別で聞いたお話によれば
「最近の若い人たちの興味は、自分だけに向けられている。
自分が誰よりも大事で可愛い。自分を磨き、飾り、より良く見せることにしか
興味が無いのだ。だから、それを狙った仕事をしなくては儲からない」
ということなのです。(ちょっとショッキング。でも、当たっているとも思えます。)
自分の信じることを大切に守りながら仕事を続けるうえで悩みにぶつかる時、
「心の宝物」を思いおこすことで、少し勇気が出るかなあ、などと。
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