もう何日も頭の中で転がしていたニュース。
航空機事故が多発しているボンバルディア(カナダ)の飛行機について
スカンジナビア航空が「もう使用を取り止める」と発表しました。
07年10月29日のことです。
http://www.afpbb.com/article/economy/2304249/2291764
ボンバルディアは、日本でも、四国で着陸時に車輪が出ずに、
大騒ぎを起こし、やっとのことでなんとか大事故にならずにおさまった、
あの飛行機を作っている会社です。
四国だけではなく、国内の他の地域でも小さな事故は何度も起こっています。
「取り止めにより、機体のやりくりやその他に、お金や手間がかかったとしても、
それを負担してでも、SASというブランドを守るためには仕方ない」
と潔く発表したのが、たまたま北欧の会社だったことに、
個人的にはちょっと注目していますが、続報他は入手しておりません。
ただ、「未だ惨事が起こるような重大な欠陥は見つかっていない。点検はしている」
と、いつまでもその使用を続ける国や会社も、身近に存在する事実を
何度も考え合わせているのです。
お国柄で、「どこに仕事の力点を置くか」「どこにどのようにお金を使うか」
「いつ判断を下し、どう意思表示するか」「何に価値を見出すか」
というようなことが随分異なる、ということを、頭の隅に、いつも。
うーん、ものすごく考えさせられました。
謝れば済むと思うか、謝ることだけはしたくないと思うかの差なのでしょうか?
このような決定をすることができる会社のシステムもすごいですよね。
日本だと「いくらかかると思っているの?まだ、墜落したりしていないのに!」とかって重役に怒られちゃいそうなきがします。
投稿情報: Nariken | 2007/11/10 18:59
Narikenさん!
ホント、この国ではなかなか起こりえない会社のご判断。
死者が出ないと、事故のことをすぐ忘れてしまいますよね。みんな。
いろいろぐるぐる考えさせられます。
ところで!今度こそ、ブログ・フェアの方へも遊びにいらしていただきますんで。(^^)
文字どおり「お祭り」なんですけれど、ぜひに。
直前にご招待状を、無理矢理お送りします。
投稿情報: calvina | 2007/11/10 20:48