今年は、晩秋の頃から、例年より多く
舞台や展覧会へのご招待をいただくことになりました。
お世話になったかたがたへの感謝の気持ちでいっぱいです。
修練を重ねてこつこつと練り上げてきた芸や作品を
プレゼントとしてご披露いただく栄誉にあずかることは
私にとって、もう何物にも代えがたいプレゼントです。
その中には、毎年同じ上演作品を披露してくださる例もあり、
古典作品の様々なバージョンを何度も見比べられるものもあり、
もちろん、見たことも聞いたこともない新しいものもありました。
何かを観る時、「まだ、私の中の何ものかは向上しているのか、
向上できる余地が残っているのか、と、必ず思います。
難しいアーティスト・インタビューなどの機会が巡ってきても、
前回とあまりにも間が空いてしまうと、
「もうできそうもない」と、いつもくじけてしまいます。
(でも、これをクリアできなけれなければ、イッカンの終わり。)
ま、次に生まれ変わったら、アートそのものを必ず生業にしたいので
その時のためにも、せっせと見えないストックを増やしておきましょう。
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