40キロを越える長距離を走り、
しかもその所要時間が、いかに他人よりも短いかを競うなんてこと、
私は一生涯挑戦することができませんが、
小さい頃から、その競技をじーっとテレビ観戦することは
一貫して好きで好きでしかたがありません。
根本的に、まず「何故走るのか」という問題がありますが、
それは今日は脇によけておきましょう。
「走り続けている最中に、意識はどのようになっているか、
ということと、しかもそれが競技である場合には、
細かい計算や駆け引き、また、負けたくない、
あるいは、どうしても勝ちたい、相手を倒したい、という欲求が、
意識の浮遊とどう折り合っているのか、ということを
考えずにはいられません。
大会には様々な参加者がいて、
個々に、その走る理由も目的も異なるはずですが、
今日のところは、競技マラソンで首位を狙う人たちの意識に
私の思索は集中していました。
北京オリンピック代表選考会である、福岡国際マラソン開催の日に。
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