北欧の特集号を見かけると、
どうしても買ってしまうことが多い私。
このページに目がとまります。
アルネ・ヤコブセンゆかりのベルヴュー劇場。
何かの作品を実際に上演しているところを
しっかり観てみたい、取材してみたい、
と思っています。
椅子ならば、座ったらどうなるか。
何がどのようにその位置から見えるか。
文房具ならば、使ったらどうなるか。
道具としての機能や、使い手の感じる楽しさ、見た目の美しさは
どう折り合っているのか。
洗剤や石鹸だって、見た目のパッケージだけ素敵でも、
使いごこちはどうなのか、っていう視点が、
抜け落ちないような紹介を、丁寧にやりたいな、と思っています。
そう。「ぼろぼろになるまで使い倒したら、どんな風になるか」を
知っていることも、私には大切なポイントです。
※『芸術新潮』2007年12月号
「特集 北欧モダンの凄腕建築家 アルネ・ヤコブセン」
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