2年近く、デンマークで学んだ知人が帰国。
短い時間でしたが、お話をうかがうことができました。
現地の写真も拝見し、「特別な写真ではないのに、どうして
どこからどう撮っても、洒落て見えるんだろう。あちらは」と
改めて思いました。
その人と私とは、専門分野も興味も年齢も異なるのですが、
「どういうものを観て、何を学び、感じたか」ということや
「これから、何をどうやって自己実現するのか」ということが、
詳細に話をしなくても、なんとはなしにわかってくるのが不思議です。
「ああいう場所で、ああいう暮らし方をしたんだなぁ」と
こちらも少しは予備知識から推測できるからでしょうか。
「人知れず、涙を流した」という経験でも、おそらく繋がっているでしょう。
希望をもって前を見つめている若い人は、とてもまぶしいのでした。
「目線を上げて、前に進む」と決めて帰国した頃のことを
私は最近忘れがちなのではないかしら、と思いました。
いや、努力はしているつもりなのですよ。
でも、なにしろ障害や害毒が多くって。
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