久しぶりに友人と待ち合わせをしました。
カフェの客がほぼ全員モノトーンの服を身に着けているなか
彼女だけが、濃いピンク色の地に
白い小花が連続プリントしてあるブラウス。目立っていました。
こんなに鮮やかな色を身に着けている彼女に会うのは
初めてだったと思います。
「ずーっと、黒、白、茶なんかを着ることが多かったんですけれどね、
この前生まれて初めてカラー・アナリストに
私の似合う色をアドバイスしてもらったんですよ。
恥ずかしかったけど、ノー・メイクで診断を受けて。
そうしたら、意外な結果が出ました。
思っていたよりも、ずっとはっきりと明るい色が
似合うって言われたんです。
暗い色を封印して、この夏は明るい色に
挑戦してみようかなって思っているところです」
鮮やかなピンク色のブラウスは、綿布の古着でした。
水を何度もくぐっているので、ピンクの色もほど良く馴染み、
凝った色と形のボタンもキャンディーみたいにやさしい感じ。
これが、似たような色でも、今の流行の真っ只中の服だったら
印象は随分異なっていたような気がします。
アナリストのアドバイスを受け入れるにしても、
自分の中でどう消化してそれを使うのか、というところで
その人のセンスがものを言うんでしょうね。
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