「ミステリー・ツアー」と言って、行き先や細かい予定を客に伏せたまま
様々な趣向を凝らして案内する旅というものがありますが、
私はそんなものに参加しなくても、一人でどこかへ出かけると
どんどん予定外のことに出会うのが当たり前になってしまっています。
先日も、山間の町に用事で出かけたのですが、
ちょうど夕立に会ってしまいました。
(雷は鳴っていましたが、ごく普通の夕立でした。)
ところが、周辺のどこかでは、とんでもない集中豪雨になっていたようで
帰りに使おうと予定していた電車がストップしてしまい、
JRが特別に仕立てた大型バスで山越えをすることに。
ものすごい稲光の中でしたが、ちょっとしたおまけのドライブ旅行でした。
(もはや「夕立」とは呼べないような局地的な豪雨が
各地で次々に起こっています。地球はどうなるのでしょうか。
花屋さんの店先だって、熱帯産の花や木ばかりが目につくようになりました。)
緑が折り重なる山道を、うねうねとゆっくり進むと
日頃、パソコンや文字ばかりを見つめている目が
緊張から解かれて喜ぶのがわかります。
見知らぬ町や、美しく手入れされた棚田、
打ち捨てられて草に埋もれた民家や倉や店、
特急が止まらないローカルの駅、そんないろいろなものに出会いました。
あ、そうそう。ルートに予定していなかった駅の本屋さんで、
買い損なっていた文庫本を発見!
喜んで購入したものの・・・おまけにもらったストラップを・・・
その場に落としてきてしまったみたいです。 (いくら探しても無いの。しゅーん。)
そんなこんなで、いろいろあります。いろいろ。
いろいろあった時のために、遠出する時には
非常食(おやつ)と飲料くらいはたいていバッグに入れています。
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