「毎週水曜日には、幼稚園が終わった後で、
博物館や美術館などに連れて行くようにしているんです。
なるべく定期的に。
それからね、日曜日の夕ご飯には、子どもたちにも
私の祖父母が使っていた銀のカトラリーを並べて
私たちの国が誇りに思っている窯の良いお皿で食べさせます。
(普段の食事は、まだ子供たちが小さいので
もっと簡単なしつらえですけれど、ね。)
私は、例えば早く亡くした祖父の思い出を、
カトラリーを握っていつでもこの手に呼び戻すことができますし、
子供たちには、きちんとした食事を通して
先祖や、祖国のことを少しでも深く理解する大人に
育って欲しいと思っているからです。
そうして自分の根っこや背景をしっかり持っている人間に育てば
異なる国やその独特の文化にも、尊敬の気持ちで接することが
必ずできるはずですから。
こういうことを考える若い人たちは少なくなりました」
デンマークのしっかり者、Fさん。 職業ももちろん持っています。
そのたたずまいには、日本ではもはや‘絶滅’に近くなってしまった
「ヤマトナデシコ」そして「賢夫人」を思い起こさせる雰囲気がありました。
お帰りなさいませ~!! お疲れ様でした。
いろいろな出会いがあって素敵な旅になったみたいですね。
こんな方に出会うと心が清らかになるような気がしますよね。
投稿情報: bibelot | 2008/08/22 10:15
bibelotさん!
ども、ども。無事です。
そうです。「うゎー。いいなー。偉いなー」という人に出会えるのは
旅に出て仕事をする時に一番大きなご褒美かもしれません。
観光や個人旅行でふらふらするのとは、行くところも見るところも
随分違いますしねぇ。
投稿情報: calvina | 2008/08/22 11:29
calvinaさん、お帰りなさーい!
ご無事でなによりです。
1週間おつかれさまでした。
海外スクラップ楽しませてもらいました♪
「フローラ・ダニカ」専属絵付師さんは、
calvinaさんがその場で撮影されたのですか?
「デンマークのナデシコさん」ステキですね〜
このような方に育てられるお子さんは幸せですね。
投稿情報: eri | 2008/08/22 13:17
eriさん!
ども、ども。
「ナデシコさん」のファンは、多いみたい・・・。
「フローラ・ダニカ」の絵付師さんは、はい、私が撮りました。
エレガントで、物静かで、とても美しい方でした。
投稿情報: calvina | 2008/08/22 14:52