「一ヶ月に1本程度は、しっかり映画鑑賞を」と
毎年、年初に決心するのですが、夏を過ぎた頃に
バテがくるというか、息切れしてペースダウン。
でも、『ポニョ』は頑張って観に行きました。やっと。
物語冒頭、主人公の宗介が、ポニョのはまった瓶を拾う出会いのシーン。
裸足になり、海に足を入れて・・・波間に見える瓶までの距離がもう絶妙。
「あー。子どもの足だったら、たぶん7歩ね」と、先に読めました。
そして、そのとおりになりました。
(正確には、7歩進んで、8歩目に両足立ちになりました。)
宮崎監督、一番美しくおさまる歩数、
みんなの胸が一番「キュン」となる距離と間(ま)を
ちゃーんと計算しているように思えました。
ここだけで、もう不覚にも涙が出てしまいました。
私はね、舞台作品でも、何でも、
この「距離感」という‘ものさし’で測るのが常なんです。
それにしても・・・「ポニョ」って言葉は
どうしても太っている身体の状態を連想させます。
「下腹が、ポニョになってる」とか
「お尻がポニョポニョだ」とか・・・。
ま、宗介も、そこから連想して
出会った子に思わずこう名づけたのでしたが。
ポニョの声が本当に魅力的。
声のキャスティング(と言うのでしょうか?)だけで
もう成功したようなもんでしょう。
(「まだ観てない。これから」という方、感想を書いてごめんなさい。)
※映画 『崖の上のポニョ』 公式サイトはこちら↓↓↓から
http://www.ghibli.jp/ponyo/top.html
コメント