急に仕事以外のことをのんびり考えたくなって、
あったかなコートを着込んで散策に出かけてみました。
入ったことがなかった骨董屋のガラス戸から、
常連らしき女性が店主と談笑しているのが見えました。
それで、勇気を出してぽいっと入ってみました。
(「しーん」と静まりかえっている小さな店で
気難しそうな店主が一人ぽつねんと店番をしている
ようなところには、やはり入りにくいものです。
時計の音だけが、こちこち響いているような店は、ねぇ・・・)
さて。今回入ってみた店のこと。
「思っていたほど、高級品ばっかり並べているわけじゃあないんだ」
ってことが判明し、それだけでも大収穫でうれしくなります。
そうして、昔の人が、ていねいにていねいに作り出した品物を
静かに見せてもらううちに、すっかり気分が良くなりました。
100年も前のものでなくても、例えば現在も普通に出回っている窯の
ほんの少し前の品などにも、「こんなに丁寧な仕事をしていたのか」と
びっくりさせられるくらい精巧な絵付けを観ることができたりします。
いわゆる「見立て」や「違う出自のもの同士をうまく組み合わせて使う例」を
店のディスプレイからいろいろ見せてもらうのも、
私にとっては、とても楽しい時間です。
飲食店、菓子屋、本屋、雑貨屋、それから洋服屋などなど。
どのようなジャンルのお店でも、ときどき新しいところにお邪魔する意欲。
けっして失くしたくないなと思います。
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願い致します!
素敵なお店を見つけられたみたいですね(^^)
ワタシはいつも同じところしか行かないので
(新しいところや入りにくそうなところは、しり込みしてしまって・・・)
読んでいて確かにそうだな~と
入りにくくても興味ありそうなところは
行ってみよう!と思います(^^)v
投稿情報: kaico | 2009/01/11 22:39
KAICOさん!
こちらこそ、本年もどうぞよろしゅうに。
いやぁ、私も勇気はないほうですよ。
覗いてみて、たまたま入りやすそうな雰囲気でなかったら
なかなか難しいなあ、と思うほうです。
でも、少しずつ開拓しないと「先細り」になりそうですからね。
投稿情報: calvina | 2009/01/12 10:29