柔らかい素材のシャツやブラウスに
目がひきつけられる季節になりました。
光も風も、少しずつですが、明るく芳しく変わりつつあります。
綿ローンとか、透けるように薄い化繊の平織りとか、
自然の艶をたたえる絹とか、気になる素材でできた服が
目移りするほどいろいろ出ていますし、
柔らかいパステル系の色や‘マリン・テイスト’を思わせる色も
数多く見かけられるようになりました。 もちろん、白も相変わらず素敵。
まだまだ風は冷たくても、ウィンドウを覗いて歩くだけで、
気分がずいぶん明るくなります。
「梅春もの」という言葉そのものも大好きです。
梅が咲く春のはじめだけのための服。
そんな服を一着でも持っていられること。
本当の贅沢というのは、そういうことを言うのでしょう。
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