以前(07年2月26日)に当ブログでもご紹介した本の
続編です。
大病の後、一念発起し、早期退職の後、東京外語大で
ポーランド語を勉強し始めた坂本さんの日記。
ポーランド留学も淡々と。第二弾でも坂本節が炸裂。
「退職後の人生を‘付録’と称するのは、まずいのかもしれないが、
平凡な人生を歩んだ後、現在自分の人生はこの付録の部分が
輝いているように思える。
どのような人の人生も、どこかの部分でちゃんと輝くところが
用意されているのではないかと思う。」という意味の言葉
(実際に書かれているものの抜書きではありません。念のため。)が、
心に残りました。
それは、気づき、輝かせる努力、磨く努力があってこそ、だと思います。
ちなみに、前作『老学生の日記』を読んでいなくても、
こちらだけでもしっかり楽しめます。
※『留学生は64歳』 (老学生の日記II)
坂本武信・著 産経新聞出版 800円+税
2008年10月初版
ISBN:978-4-8191-1021-1
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