急にぽっかり時間が空きました。
どんよりした天気のせいか、運動が足りないせいか、
身体も頭も重い昼下がり。
パソコンにもテレビにも向かう元気がありません。
散歩をすることにしました。
昔、好きでときどき立ち寄っていた街まで、
電車ならそう遠くありません。
まず、個人経営のハンバーガー屋さんへ。
１０年以上後無沙汰していた店ですが、
同じメニュウも残っていました。
チキンやアボカド、レーズンが入ったサラダを包んでもらいました。
パン屋さん。チーズケーキとアーモンド入りのお菓子を買いました。
飾らない品揃えとスタイル。値段は高めですが、
固定客がついているのでしょう、地道に続いています。
この店は、北部ヨーロッパの人が好む黒いパンを
日本の市場に紹介した先駆者でもあります。
その数軒先には、おじいさんが頑張っている煎餅屋さん。
ガラスケースの中に入っているのを、１枚から売ってくれます。
おじいさん、いつまでも元気でいて欲しいな、と、立ち寄るたびに思います。
最近は、お休みが多いし、店の後継者もおられないようで、心配です。
古道具屋さんの店のウィンドウを覗いたりしながら、
もう少しぶらぶら歩いて、最後に花屋さんへ。
素敵なチューリップを（また）見つけてしまって、一輪だけ自分にプレゼント。
電車に乗って戻る頃には、頭痛もどこへやら。
「隣町」という言葉を、すっかり忘れていた自分にハッとした日。
手焼き煎餅。
ガラスケースから、
一枚ずつ選びます。
３０円でワクワクさせられる！
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