ずっと昔・・・「もののあはれ」とか「体力の衰え」とかの意味が
いまひとつよくわからなかった頃には、
「新学年、新ビジネス年は、欧米と合わせて秋口が良いのに」と
思っていました。 合理的だからです。
春に年が改まる、ということは、新しい一歩を踏み出し、
それが、二歩、三歩と進むにつれて、
光がさらに明るく、新緑がさらに目立ち、
冷たかった季節から日々遠ざかってゆく、ということなのだな、と
やっとこの頃になって気づいた私です。
どちらがより良いのか、ということには、
簡単には軍配を上げることはできませんが、この時、この季節に
生活の区切りがくることには、感謝をしたいと思います。
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