随分昔から、この和菓子屋さんは私のお気に入りです。
最大の理由は、この包装紙にあります。
(ごめんなさい。味を誉めてあげなくて。)
少しシボのある紙の裏側に、
朱色の線で和封筒の展開図が
印刷されているのです。 素敵でしょ?
「エコ」とか「地球環境保護」とかという言葉が
まったく出回っていなかったころから、この包装紙。
先日、買物をしたついでに、「ここの包装紙のファンなので、
1枚だけ余分にいただけませんか?」とお願いしてみました。
「まーっ! お客さまにそんなに言っていただくことは
まず無いんですよね。 私たちもうれしいです」と店員さん。
意外でした。 ファンは多いとばかり思っていたので。
他の企業で、このアイディアを真似ているところを知りません。
包装紙の裏側は、もっと利用価値があると思います。
カレンダーの裏側が絵葉書になる、というものは見たことありますが
その他は「まだまだ」という感じです。
この和菓子屋さんの名前は、叶匠寿庵(かのうしょうじゅあん)といいます。
本拠は滋賀県大津市。まだお尋ねする機会はありません。
京都にお茶室をお持ちで、そちらをお訪ねしたことがあります。
「あも」や「一壷天」という名のお菓子は、
海外へのお土産としても使わせていただくことがあります。
※公式サイトはこちら↓↓↓から。 (もう少しシンプルなデザインが似合うのになぁ。)
http://www.kanou.com/
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