中国のスパイス・ミックス。
桂皮(シナモン)、丁香(クローブ)、
花椒(サンショウ)、小茴(フェンネル、ウイキョウ)、
大茴(八角、スターアニス)、の5種。
嗅いだら薬を連想します。
先日、お弁当の本を眺めていたら、
「中国の人に習った五香粉入りの焼きそば」を
弁当につめるという人がいて、実験したくなりました。
(学生の時に、一度このスパイスを買ってきたものの
どうやって使ったらおいしいのかわからないまま
挫折してしまった経験がありました。)
お弁当の本をあちこち眺めておいて、
この中の何かを普通のおかずとして作ってみたり。
「残り物を弁当に入れる」というのの逆の発想。
作り過ぎて冷めてもおいしく食べられる(はずだ)。
さて。 実験開始・・・
にんにく、しょうが、ねぎ、鷹のツメのみじん切りを炒めて麺を加え、
しっかり焼きつけ、ここに、あらかじめ合わせておいた調味料を
一気にかけてからめて蒸しました。
想像よりも、粉っぽさが軽減されているようでした。
以前に失敗した時は、たぶん使いすぎだったのね。
家の台所には立ち上ったことがない不思議な香り。
慣れたら癖になるような・・・
身体の底からあったかくなり、熱が上がってきて
鼻の頭にかすかに汗をかくような感じ。
お弁当の本では、合わせ調味料は、
「水、五香粉、しょうゆ、オイスターソース」
だけ。 でも今日は、鶏がらスープとお酒、
醤と名のつくお味噌系、ごま油も加えました。
炒め物や揚げ物、臭い消しにも使えるらしいし・・・ちっとは仲良くなりたいスパイスです。
「少しだけ使う」というのがコツらしいですね。
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