谷川さんが病を得て、ホスピス医、徳永さんとご縁ができた、
ということのようですね。
約2年にわたる手紙のやりとりをまとめた本に、詩が添えてあります。
詩作も医療も、生と死とに常に向き合う仕事として共通項があり、
この二人も互いを尊重し合いながら、
思考のやりとりを美しい形で成立させることができる、
ということでしょうか。
互いが気にして読んできた本もあちこちに出てくるので
ここから横道にどんどん分け入っていくのも楽しいかと。
いよいよ待ちに待った9月の声を聞きました。
‘読み書き’に関しても「ここらで何か良いことが起こるかも。
いや、良いことを起こさないと」と、グッと自分の中の期待度を高めて
たくさんのものに触れようと思います。
※ 『詩と死を結ぶもの 詩人と医師の往復書簡』
谷川俊太郎・徳永進 朝日新書
760円+税 2008年10月初版
ISBN: 9784022732378
※ 当ブログ画面右側「カルビーナの本棚」にもご紹介。
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