ショルダーバッグに七つ道具をぎゅうぎゅう入れて
使い続けていたら、縫い目からバリリッと破れてしまいました。
財布も靴もバッグも酷使すると破れます。
それで、さらに一回り大きいバッグを気にして
あれこれチェックしているのですが、
気にいったものになかなか出会いません。
A4のファイルが入る大きさで、(防犯用に)ファスナーで上の口が
きっちり閉まって、外側にポケットもあって、軽くて、・・・となると、
なかなかすべての条件が一度にクリアできないのです。
ふらりと入ったかばん屋さんのおじさんは、擦り寄って来て
「ふーん。仕事用ですか?それなら、こんなブランドのものが
やっぱり信用を得るのには良いでしょう。
みんなが知っているブランドのものなら間違いありませんし
とってもカッコイイですよ」と言いました。
んー。ブランドのバッグなんて、私は興味が無いよなー。
それを持っている人を信用する、っていうこと自体にも、興味が無いよなー。
それよりも、唯一無二とは言いませんが、誰ともかぶりにくいもの、
どこのものかわかりにくいものを使いたいと思っています。
今だったら、みんなおんなじようなギャザーやカーブでできた
曲線のフォルムの大きめのバッグを持っているじゃないですか。
金具の形やあしらい方まで、どれもおんなじに見えてしまいます。
「コピーのコピーのコピー」も、うじゃうじゃ出回っているし。
そんな流行に興味が無いうえに、曲線がかっているフォルムだと、
四角いファイルやノート類は入れづらくなるんですよね。
そういう柔らかいバッグというのは、そもそも「女性が働く」ということを
計算に入れていないでしょう。
「お嬢さま」や「奥さま」のための形ですもん。
日本のデザイナーや工房によってコツコツ作られたもの、
あるいは、もうみんなが忘れてしまったような
デッドストックの皮のものなどが見つからないかな。
昔のものには、内張りまでしっかり柔らかい皮を使っているものも
たくさんあるじゃないですか。 ああいうものが好みです。
小さい頃に「バッグは、内側を見ると上等かどうか判るよ」と教わりました。
ユ*ク*で買った鞄。表はナイロンだったか。
思えば軽くてけっこう丈夫。ぽけっとも沢山、値段リーズナブル、
海外でも活躍した。でも論外か。。。
投稿情報: ふーたろー | 2009/10/21 20:51
ふーたろーさん・・・ ・・・
んー。 んー。
ナイロンのも長年愛用しているのがあります。私も。
でも、今探しているのは皮のやつなんですよね・・・。
バブル期だったら惜しみなく良い材料を使っているものも
もっといろいろ作られていたようですが、
今はみんなが買わないから、出回っているもの自体が少ないのかな。
どうでしょう・・・。
ところで、先日、男性でマリメッ●のダーク系の布ショルダーを
カッコ良く使っている人に会ったのですよ。
「シリーズで柄違いを揃えたらどうですか?」っていうほど似合ってました。
投稿情報: Calvina | 2009/10/21 21:43
あ~今私が使っているのがまさに・・・
軽い革でA4も入りファスナーで締まり外ポケットもある。
裏は紳士背広の裏地です。
でもカルビーナさんといえど譲れません。
もうかれこれ20年くらい前に勤めていた専門店で取引があった
渋谷で粋なおじちゃんが作っている会社のもの。
今でもこだわりがある店とかで名前をみることがあります。
一度は姉にあげたのですがほったらかしで押入れに突っ込んでいたのを救出して、また戻ってきました。
あちこち剥げたりシミもありますが、あとは現役ばりばり。
ショルダーしかもてない今となってはよくぞ戻ってきてくれていたと。
カルビーナさんに出会うのを待っているバッグ、
どこで会えるでしょうか?楽しみですね。
投稿情報: ふくわうち | 2009/10/25 15:36
ふくわうちさん!
私だけじゃないんですね。 こんなことを考えているのは・・・。
心強いことだ。
今度その愛用のお品を見学させてください!
そうですね。いつか理想に近いものに出会えると楽しみにしておきますね。
「いいなあ」と思うものを提げた人が、出かけた先にいたりすると
後ろをついて行って、「それ、どこで買ったんでしょうか?」と
尋ねてしまいたいことがあります・・・。やーれやれ。
おしゃれにコマメな人は、しょっちゅうバッグを取り替えていますが
それもできないんですよね。 一張羅状態が都合良いの。
中身を移す時に、何かを忘れたりしやすいし、
どこに何を入れているかをいちいち考え直さないといけないから、どうも嫌いなの。
投稿情報: Calvina | 2009/10/25 18:57