久しぶりに素敵な人が向こう正面から歩いて来ました。
ショート・ボブの黒髪。 さらりと分けているだけ。
黒のセミ・タイト・スカート。 まったく飾りは無し。
極細糸の黒の長袖カーディガンは、前から見ると裾がほとんど目立ちません。
短めで、しかも前が大きく開いているので、脇にくっついたように見えます。
ボタンもついていないようでした。
ここまで書くと、黒尽くめでちょっと重たい印象を持たれるかもしれませんが、
カーディガンの中に、虫の羽のように薄い織りのシンプルな
白いブラウスを合わせています。 普通丈です。
麻。 おそらくシルク混。 身体が動くとかすかに光る素材が
全体の印象を軽いほうへ引き上げています。
ブラウスの裾はスカートの上から普通に出していました。
足元には、何の飾りも無い黒のフラット・シューズ。
オーソドックスな形よりも、ほんの少しだけクリが大きく、
サンダルではないのに涼しげです。
すれ違うだけでは物足りなくて、振り返りがてら、その人の後ろ姿を確認。
なんと! カーディガンの後ろの裾が、大きく斜めに切られていたのでした。
歩く動作につられて、白いブラウスの裾がチラチラと不規則に揺れて見えました。
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