原題は、"EXTRAORDINARY MEASURES"。
実話が元になっている‘難病もの’だ・・・ということだけしか
事前にイン・プットされていませんでしたが、
‘ビジネスもの’の色合いが濃い作品でした。
難病の子どもを救いたいところから、新薬開発ビジネスに入り込む父親。
彼の3人の子どものうち、2人がポンペ病。 4万人に1人が発症する先天代謝異常。
筋ジストロフィーのように全身の自由がきかなくなり、若年で死に至る難病です。
父親を、あの『ハムナプトラ』に出たブレンダン・フレーザー(なんだか太りました・・・)、
彼とビジネスで組む博士(天才肌の頑固者!)を、ハリソン・フォードが演じています。
「事実は小説よりも奇なり」という文言そのまま。
実話を元に作られた映画だそうですが、そのとおり、
単純な‘お涙頂戴映画’ではありませんでした。
お金の計算も必須だし、自分の子を最優先したい気持ちもあらわになります。
どなたの周囲にも、難しい病を抱える人が必ずおられると思います。
「難病」と指定されていなくても、病はどれも、誰にとっても難しいものです。
※ 『小さな命が呼ぶとき』 公式サイトはこちら↓↓↓から
http://papa-okusuri.jp/
※ 映画の原作は、新潮文庫に同題で入っています。 もちろん、ノンフィクション!
個人的には、こんな作品を「この夏の100冊」に加えていただきたかったです。
(「ヨンダナ」がもう1枚もらえますもん・・・)
http://www.shinchosha.co.jp/book/217541/
コメント