エルサ・ベスコフ(1874-1953、スウェーデン)は
以前にも当ブログやフェアでご紹介した作家・画家。
この夏は日本で出ている本のうち、未読のものを
図書館で検索し、目についたものから読んでいます。
当時の女性の中では異例の大活躍だったのだと思いますが、
生活の垢や疲れを微塵も感じさせず、作品の生命も大変長いというところに
今を生きる私のような者にも、得るものが多々あると思います。
このところの酷暑のせいか、軽いものしか頭にすんなり入らない状態が
ますますひどくなってきました。
涼しそうな遠い国の物語・・・なんていうのにしか手が伸びません・・・。
ベスコフの他には、アーサー・ランサム著 『ツバメ号とアマゾン号』
(岩波少年少女文庫から神宮輝夫氏の改訳版が、出たばかり。
当ブログ右側『カルビーナの本棚』にもご紹介中)、
上橋菜穂子氏の作品群(新潮文庫版に新刊が一冊やっと
加わりました!)などを、この夏は集中的に。
※ 『クローカ博士の発明 (ベスコフ童話集)』
小野寺百合子・訳 佑学社 1982年4月初版
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