映画 『チャーリーとチョコレート工場』を監督したティム・バートンの
新しい映画 『アリス・イン・ワンダーランド』は、結局予告編だけしか見ていません。
(彼のテイストでがんがん押してこられると、正直なところ
どの映画もおんなじに見えそうだし、どうも引いてしまいそうな気がして。
食わず嫌いは良くないのですが・・・。)
映画公開に併せて、本屋さんに
アリス特集コーナーが登場していました。
ここで見つけたのが、あのムーミンの作者、
トーベ・ヤンソンが挿絵をつけたこのアリス本でした。
(※村上由佳・訳 メディア・ファクトリー 2006年3月初版)
こんなのを描いていたとは知らなかった! 上手いっ!
例えば、猫の後ろ姿を、ペンでちょこちょこっと描いただけに見えるのに、
ものすごくリアルでしかも愛くるしいなんて!
生き物に対する愛情と観察力が、ケタハズレだった人なのね。
他にも、アーサー・ラッカムや和田誠が描いたアリスの世界なども好き・・・
というより、どれも良いと思えます。 原作そのものに多分に魅力がある、
ということでしょうが。
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