読み流していた新聞記事の中に、女性の世渡り術として
「心をこめ過ぎない」というのを提唱している人を見つけました。
この「心をこめ過ぎない」という言葉、幾日も心に引っかかっています。
こめても相手が気づかない、気づいても価値を認めない、裏切る、などなど、
プラスの反応が戻ってこないことが多いわけで、「それでも自分は、あなたは
心を最大限こめますか?」って具合に苦しんでいる人も多いと思うからです。
第一、どれだけ心をこめているのか、なんて言っても
本人の自覚と他人さまの評価はまったく一致しませんしね。
「精一杯心をこめて尽くした。 だから結果に悔い無し」という生き方は
たしかに爽やかではありますが、それに縛られ、そこで傷ついて
倒れる人がとても多いような気がしています。
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