『暮しの手帖』最新号をぱらぱらとめくっていると、
あるクリエーターが「媚びようとした仕事で良い結果を得られたためしがない」
というような意味のことを言っている記事を見つけました。 確かに。
(ここでは、意図的にそっくりそのままの抜書きにしないでご紹介しています。)
相手に喜んでいただきたい、という気持ちは、仕事にも欠かせないと思うのですが
それのどこまでが媚で、どこまでが媚でないのか・・・ 難しいところですよね。
余計なことを考えずに、さらりと生きていけたら一番良いのですが。
ちょうどそんなことをつらつら考えていたところに見た
『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)、デザイナー・石岡瑛子さんの巻。
石岡さんの作品が好きだという人も、そうではないという人も、
生き方と暮らしぶりそのものには大いに感じるところがあるのではないか、と。
真っ白いアトリエ、無地の服、頭に巻いた華やかな絹のスカーフ、
孤高の日課・ストレッチ、お気に入りの博物館・・・。
http://www.nhk.or.jp/professional/2011/0214/index.html
ニューヨークで独り奮闘して30年。 いやぁ、迫力満点の生き方でございます。
「媚」なんてことを考える暇も無いくらいのスピードで時代を駆け抜けていますね。
ビジネスにはスピードも不可欠。 そう、体力や運もね。 逃した方、再放送をぜひ。
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