「おいしいものは、食べた後に長く余韻が残る」と、食のプロたちは言います。
味、香り、食感などなど、構成要素は多岐にわたり、それらが絡み合っているので
毎食後の印象も同じではない、ということになります。
昔はリヤカーをひいて戸別訪問・販売されていた
採れたての野菜を,今でもトラックを運転して
ときどき持って来る人がいます。 ありがたや。
今はちょうど完熟トマトが人気なんですよ。
(こんなに酷暑がひどいと、旬は長く続かずに終わってしまうかも、
つまり、畑も早目に干からびてしまうかも、と危惧しているので、
今のうちにバカスカ食べています。)
オリーブオイル、ニンニク、完熟トマトに塩・胡椒だけのソースを作りました。
茹でたてのパスタに、このトマトソース、庭から摘んできたバジルとクリームチーズを
合わせて、湯剥きしておいたトマトの切り身(生)もたくさんのせて、
「かけそばみたいに飽きない味やなぁ」と思いながらいただきました。
普通のトマトだったら、バジルをたっぷり合わせた場合、そっちの味と香りのほうが
勝ってしまうのに、今回は、トマトの力が強いせいで、食べる最中も食後も、
長く長くトマトの印象が残りました。 やはりこの季節だけの味、なのです。
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