舞台出演で生計を立てている欧米在住の日本人ダンサーが
通常本拠にしている劇場の夏休みの間に里帰りして
講習会や公演を頻繁に開催する季節になりました。
期日が重なるものも多いこともあり、そうそう多数チェックすることは
かないませんが、毎年少しずつ観ています。 先週末にも1本。
異文化のど真ん中に身を投じての長期にわたる海外生活は、
花形スポーツ選手のそれとは異なり、
多額の契約金に支えられるわけでもありませんから、
本当に大変・・・ 見えない大変さの連続です。
その中で芸の道にコツコツ励んでいる人たち、
続けられる人たちは、(全体数もそう多くないのに)
ほんのひと握り---「スズメの涙の「な」くらい」です。
一時帰国して、その心・技・体のピーク時に、自他ともに
納得のいくかたちでそれを披露する機会も少ないのは、
もったいなさすぎるな、と何度も思っているところです。
コメント