5回で終了じゃ短すぎ。
コロンボ好きとしては、犯人の犯行が最初に明らかになる
倒叙法を使った脚本に、果敢に取り組んでいるというだけでも
興味を持ち、チェックせずにはおられませんでした。
衣裳、小道具や美術の細部に盛られているこだわりも
私のツボにははまるものが多くて。
「あれ、これを準備したスタッフは、アンティーク好き?」
「わー、トトリが毎回描いている犯人の肖像(鉛筆画)に
ノックアウトされたー。 もっとアップの静止画像で観たい」とかいう具合。
ま、脚本を練るだけでも相当に難しいのでしょうが、
ぜひ大河をくってしまうような人気シリーズに育ちますように。
そういえば、本作主演の三上博史さん・・・
エネルギーを放出するような場面の集中力がとんでもなくて、
つい見入ってしまう俳優さんです。 心の力こぶが見える感じ。
『平清盛』の鳥羽上皇もそうでした。
(でも、丸めた頭はわけもなく嫌でした。)
久しぶりに、舞台で活躍されるところが観たくなりました。
※ この記事の冒頭の写真は、写真家・江森康之さんの作品より拝借しました。
http://www.nhk.or.jp/dodra/dodrasp/special/index12.html
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