あぁ、本だらけで片付け進まず・・・。 暮しの手帖もたまる一方。
今夏、8-9月号に掲載された深澤氏の文章から
目にとまった末尾部分を抜書きさせてもらいます。
「新しいものと古いものの価値を比べることは、
過去の時代が現在よりも幸せだったかどうかを
問うようなことと似ているが、答えは簡単ではない。
未来が今よりもよくなるということなど誰にも確信できない。
古びる過程の中を人は常に生きている。
劣化や故障を修復しながら生きることが
未来に繋がっていることは間違いない。
新しく変わるという概念は「いい」ということとは直接結びつかない。」
そう。 一緒に年を重ねていけるものであるかどうか、は
ものを傍に置くときに必ず考えなければいけないことですが・・・。
年末の大掃除をしながら、「そうでないもののなんと多いことよ」と
ため息をついております。
また、修復する技術が失われつつあることや費用がかさむ問題も大きいですね。
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