昨年7月に雑誌『新潮』に発表され、
9月に単行本化された作品。
そこから半年も遅れたわけですが・・・
私にとって「10年に1冊」クラスの
「直球ど真ん中ストライク」になりました。
こういう出会いは最近あまりにも少ないので
「もう無いのでは」と悲観の域に達していたのですが・・・。
当ブログ右側「本棚」の欄に以前から紹介している『パリ左岸のピアノ工房』が
この作家が(作家としてデビューする前に)編集者として関わっていた作品だった、
ということを、最近知ったばかりです。 非常によく似た空気を感じます。
あなたの(人生と読書の)タイミングにうまく合ったら、手にとってみてください。
読後感を知らせていただけるとさらにうれしいなぁ、と思っています。
※ 『火山のふもとで』 松家仁之(まついえ・まさし)・著
2012年9月初版 新潮社 1,995円(税込)
ISBN:978-4-10-332811-7
※ 川上弘美さんの書評↓↓↓を、ご参考までに。
http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/332811.html
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