テレビのコメンテーターが着ていた麻のノーカラーシャツ。
濃い藍色ではなくて、華やかさもある青色でした。
織り地の具合で、一部分だけが濃く、あるいは薄く、
海がうねるように印象を変えてゆく様子が、春の到来によく似合っていて
(コメントそっちのけで)シャツばかり見てしまいました。
「あの色は、何と呼ぶのだろう」と、web上のチャートで近いものを探してみると・・・
「薄藍」(うすあい)というのが、私の記憶している色に一番近いようです。
日本の古くからの色に与えられた名前は、一つ一つがたいそう美しいですね。
ついでに(と書いては失礼かもしれませんが)、このコメンテーターの首元には
藍のグラデーションだけで染め上げられたストールがゆるくのっかっていました。
これ以上のセットは考えられず、これ無しでは「おとなしいお洒落」どまりだったはず。
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