自分の歩む道と同じ、もしくはそれに近い道の先に
心から尊敬できて、素晴らしい仕事を残した先人がいて、
そのしるべを頼りに毎日を進んでいる、と明るく確信できる・・・。
そんな人を持っているとしたら、たいそう幸せ者だと思います。
が、ほとんどの人の人生は、前例がなく、後進がコピーできるようなものでもなく、
ただただその人だけの縁や運やその他の条件によって規定されるものなのでしょう。
命を最低限繋ぐための行為以外のほとんどの生活は、
その道しるべ(や道しるべに続くヒント)を追い求める行為に、
深く結びついているような気がします。
「しるべ」かもしれないものに触れてみたものの、「違うだろうよ」と
手を引っ込めてしまうことも多い今日この頃です。
それでも、触れてみる手間や勇気は失いたくないとも思います。
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