1805年4月2日生まれ。
1875年、「London Daily News」(英国)が
彼の(最後の)誕生日に掲載した論説が、
本人を非常に喜ばせたのだそうです。
その論説の中に、次のような記述があります。
"it is only a writer who can write for men that is fit to write for children."
「大人のために書くことのできる作家だけが、子どものために書く仕事に耐え得るのだ」
本人がどれだけ幸福を感じていたのか、ということと、社会的な成功、名声は
別のものであり、その評価そのものも、時代の流れとともに移りゆくものなのだと
この人の作品や記録から、いつも教えられます。
また、誰にでもわかる平易な言葉を使うことの意味を、いつも考えさせられます。
※ 出典:『アンデルセン---生涯と作品』
エリアス・ブレスドーフ・著 高橋洋一・訳 小学館
コメント