デンマークから来た2人組のパフォーマンス。
本日まで北九州芸術劇場にて公演中。
風(空気の動き)を、詩(台詞)や小道具、楽器
などを駆使しながら、全身で体感させてくれます。
これは本当に‘優れもの’でした!
それが証拠に、小さい人たちがどんどんお話の中に入り込んで
(出演者に向かって)「がんばってー!」「○○ちゃんも、やってみる!」
などと次々に声を上げており、それが会場の雰囲気をさらに押し上げて
いるのでした。
2人組のパフォーマンスといえば、スイスが誇るムメンシャンツ(Mummenschanz)、
日本が誇るが~まるちょばなどを思い出します。 (どちらもまた何度も観たい!)
いずれも「近くで体感する」ことが重要で、経済(興行)的には難しいのかも
しれませんが、少人数しか入らない空間で観ることがベストだと思います。
『ウィンド~風~』は、通訳がついても3人というコンパクトさですから、
こういう佳品こそ、これから日本各地の劇場や教育施設などに
より積極的に招聘して欲しいな、と思いました。 上演時間は約30分。
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