(被害の全貌もこれから明らかになるところですね。)
暴風の中にあって、その音がひどい時には、凡人の耳にも
ほとんど超音波みたいに聞こえる、ということを発見しました。
一人でも多くの方がご無事でいてくださるよう念じています。
各地の状況を知らせるテレビのリポーターたちを見ていて
その‘武装’にもセンスの有る無しが現れるのかなぁ、と思いました。
男性リポーターで、登山用でしょうか、しっかりと防水加工された
カラフル(緑と青と黄色の色分けがあり)なヤッケをきっちり着込み、
付属のフードを深く被って、傘を使わずに都内の駅からリポートした
方がおられました。 横殴りの雨の中、暗がりの中で、その姿が
はっきりと浮かび上がり、身体に吹き付ける雨粒までライトに
照らし出されるのが見えました。
こういうお仕事中に不謹慎かもしれませんが、センスの良さを感じました。
一方、同じく都内からリポートしていた女性リポーターのお一人は、
流行のトレンチコート。 淡いベージュ。 ここまでは良かったのですが、
胸元は大きく開いたまま、せっかくついている袖口のバックル付きベルトも
絞らずじまい。 こんな時にこのコートで‘武装’しなくて、いつするんだろう・・・。
さしておられた骨の弱々しい傘も含めて、なんともピンとこないことでした。
岬の突端など海の傍からリポートされた方々には、もうセンスも何もありません。
がっちりした防護服に似た合羽、ゴム長靴、ヘルメットは必須ですね。
こういう類も、日本ではもう少しカラフルなもの(暗がり、狭い場所、人ごみでも
目立つ色や素材のもの)も開発されても良いのかな、と思った次第です。