「たいこさん」と言えば、おもしろい絵本のシリーズ
(鯛のせとうちたいこさんが、いろんな所へ行く!)
を、つい思い浮かべてしまいますが・・・ この本は
人気イラストレーター、松尾たいこさんの東京生活
について紹介したもの(まったく別もの)です。
パートナーは、フリーランスのジャーナリストで料理上手。
二人暮らし(+ワンコ)です。
全般的に、さばさばさっぱりしたテイスト。
潔い、とも言えますか・・・。
お洒落、食、仕事、旅(休暇)、ペットなどなどについて、
淡々と綴ってあり、傍にどのようなものを置いて
使っているかについても、写真で眺めることができます。
「たくさんのものをごちゃごちゃ身の回りに置かない。捨てる」
という姿勢が・・・ ものが捨てられず、師走の大掃除時期に
なにかと心が痛い私には、ひどくコタエマス。
「30歳過ぎてから方向転換して、クリエーターとして成功した人」
というのが、プロフィールとして常について回っているようですが
こういうのが何の不思議も無く受け入れられるような社会に
なったら良いのになあ、と思います。
元気な社会、希望の見える社会、というのは、そうであるはず、
ですよね?
※ 『東京おとな日和』 松尾たいこ・著
幻冬舎 2013年5月初版 1,300円+税
ISBN978-4-344-02387-1
※ 松尾たいこさんのブログはこちら↓↓↓から
http://taikomatsuo.kireiblog.excite.co.jp/
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