1975年に出版された本なのですが、
初めて訪ねてみた本屋さんにひょっこり出ていたのです、
限定復刊本(第五刷のストック。中古本にあらず)が。
これはワタクシ好みの掘り出しでした!
左写真は裏表紙の様子です。
昆虫、植物、動物をそれぞれ得意としている写真家の作品
一点一点に、串田孫一さんが文章を付けておられるもの。
写真のセンス、文章と写真との相性、レイアウト、そのどれもが好きです。
力のある人たちが集まって、楽しんで仕事している様子までわかるようで。
最近流行の「コラボレーション」という言葉が恥ずかしくなりそうな感じ。
(もったいないので、わざとチビチビ読み進んでいます。)
ちなみに、植物の写真を撮影された埴沙萠(はにしゃぼう)さんは、
昨夏、NHKのドキュメンタリー番組『足元の小宇宙 ~生命を見つめる 植物写真家~』
でも紹介され、大変話題になった方で、番組放映時は82歳でした。
山野に育つ草木や花についた水滴を、こんなに魅力的に撮る人って
他にいらっしゃるでしょうか・・・。
この本はもう、これからずっと手元に置いておくことにしましょう。
当ブログ右側「カルビーナの本棚」のコーナーへもアップ済み。
皆さまも、ぜひ図書館などでもチェックしてみてください。
なお、75年の初版本の刊行後に、シリーズとして3巻まで
出ていますが、復刊されたのは1巻だけのようです。
※ 『光の五線譜』
文・串田孫一 写真・ネイチャー・フォト・スタジオ
レイアウト・杉浦範茂 ネイチャー・ブックス 2,520円
※ こういう↓↓↓参考紹介記事を見つけました。
http://junzizi.exblog.jp/8637499
コメント