PARCO出版の「食のアンソロジー・シリーズ」第三弾。
最近、疲れないもの、どこからでも読めそうな
ものにしか手が伸びないんですよね。
なのに、何か読んでいないと落ち着かないの。
東海林さだおさんが書かれた「あるおやつ」の様子を以下に。
「溶けていくにしたがって甘みがだんだん強くなっていく。
甘みはどんどん強くなっていく。
どんどん強くなっていってついには怒涛の甘みとなり、
ああ、この甘みの果てはどうなってしまうのだろう、
と歓喜にうちふるえたとたん、そのものは溶けて消え失せる。」
何のお菓子かご想像ください。
(前企画本は当ブログ右側の『本棚』にご紹介。
1冊目のタイトル(カレーライス)には感嘆符(それもダブル)、
2冊目のそれ(お弁当)には句点がついているのに、
何故この3冊目には何もつかないのか、少し不思議・・・。)
※ 『アンソロジー おやつ』
2014年2月初版 PARCO出版 1.600円+税
ISBN978-4-86506-055-3
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