長い時間火の前に立って料理したくないので
どうやったらもっと手が抜けるか、頭の中で
ぐるぐる考えることが多くなっています。
ぼんやり料理本を眺めながら「作ったつもり」に
なることも、私の場合、夏が一番多いのです。
岩﨑啓子さんの著書は、初めて手に取りました。
「少ない分量でも簡単にきちんと作ることはできる、そしてそのことは、
誇りをもって暮らしを編むことに繋がる」というメッセージ。
夜の9時を回ってもきちんと家で作って食べる、というのには、
たしかに幾多の困難が立ちはだかっているんですよね・・・。
頻繁にチェックしている料理家の本とは
スタイリングはじめ製作チームの創り出すテイストも異なるので、
そちらのほうもいろいろな意味で興味深かったのでした。
※ 『大人のおひとり分。』 岩﨑啓子・著
平成25年2月初版 1,200円+税 主婦の友社
ISBN978-4-07-286841-6
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