季節先取りのファッション誌上ではなく、そろそろ実際に
おしゃれなコート姿の人を多く見かけるようになりました。
空気が冷たくなってきましたもんね。
丈の短いものやコンパクトなシルエットのものが目立つ
今シーズンではありますが、骨格が華奢で、頭の分量が大きく、
背丈もそう高くない、ごく普通の日本人の体型には、
このコンパクトなものは案外難しいのではないでしょうか。
挑戦のし甲斐がある、と考えられないこともないけれど、
コンパクトなのは「しょぼさ」と紙一重だったりもしますし、
シルエットや着こなし、色味に温かみが感じられないと、
冬の寒空の下、ちょっぴり侘しい印象に傾くこともあるようで。
コートの裾の下からいろいろ覗かせて(内側の衣服を長めに見せて)
着ることも、この頃は当たり前になっていますが、これも案外
難しいなと感じることがあります。
コートは「身体を覆い尽くすもの」という概念が抜けないから
なのかしらね・・・。
おしゃれは概して楽しい挑戦でもあるから、流行に果敢に
挑戦するも良し、我が道を行くも良し、なのでしょうけれどね。
とにかく、「流行だから」とほとんどの人がおんなじような
(つまり新しい)コートばっかり着ているのは残念です。
バラエティーは多いほうが良い、皆が同じ方を向いている状態は
おしゃれに限らず危ないし、と私は思っています。
コメント