映画『リトル・ダンサー』(2005年)を
観た方、知っている方はもちろん必見の
ロンドン・ミュージカル版ライブ映像。
「男の子がバレエなんて」と言われながらも
その才能を開花させ、ついには人生を切り開く物語。
ロンドンで実際に舞台を観た際に「「子役」という単語・名称が
出演者たちに失礼なくらい、力量もプロ意識も半端ないな、と
背筋がゾッとしたのを憶えています。
ビリー少年役はじめ、核になる年少の演者たちは、押しなべて
「ちょっと鍛えてこうなった」というような上手さではなくて
「ものごころがついた時からもうショーマンシップとは何ぞや、
ということが無意識にわかっている」というレベルで、
それが歌もダンスも演技もどこにも穴が無く巧い、というのは、
空恐ろしくもありました。 ウエストエンドの底力、ですかね。
その上、子供らしさがそのまま素直に出てもいる、というのが
長い期間(2000年初演から現在もロングラン中)にわたって
観客からも支持され続けている一因かも。
例えば、振付に関してですが、小さい人たちの身体条件を
巧みに生かしきって無理がなく、素直に楽しめると思います。
エルトン・ジョンも制作に尽力した作品としても知られています。
ぜひこの機会にご覧ください。
※ ミュージカルライブ『ビリー・エリオット(リトル・ダンサー)』
公式サイトはこちら↓↓↓から
http://littledancer-m.com/
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